Textile “KEJSARKRONA”
Arne Jacobsen (1902-1971)
A.B. Nordiska Kompaniet Sweden 1942

デンマークを代表する建築家、アルネ・ヤコブセンによってデザインされたテキスタイル “KEJSARKRONA” です。
1940年頃、ユダヤ人だったヤコブセンは、ナチス・ドイツの迫害を恐れ、当時の中立国であったスウェーデンへ亡命、本業の建築設計から離れ、二番目の妻であったヨナ・モラーと共にストックホルムにてテキスタイルデザインを手掛けた頃の作品で、1942以降の数年間のみ製造されています。
KEJSARKRONA（バイモインペリアリス／ユリ科）をモチーフに、初夏の草花が爛漫と咲き乱れる様が描かれており、明るい時代を待ち望む氏の思いが込められているかのように感じられます。
生地には木綿を用いており、目立った汚れも無く、退色も見られず、きれいな状態を保っています。
w-131cm、h-270cm （上方にミシン目あり）
price: SOLD
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