Sideboard cabinet in Rosewood
Danish Design 1960’s

1950年代の有機的なフォルムを描いたデザインから、やがて工業的で直線を意識したデザインへと移行する1960年代に造られたサイドボードです。
その頃、1960年代の初頭からデンマークに於いて、ローズウッドを用いた家具が大流行します。
特に、縞文様の強く現れたブラジリアンローズウッドと呼ばれる南米産のローズウッドは、1960-70年代の伐採禁止規制により入手困難となり、インディアンローズウッドへと素材選択の交代が行われます。
ブラジリアンローズウッドは、現在では大変貴重な木材として世界中で崇められています。

扉の開閉はこの頃流行した Rullejalousi Låger と呼ばれる蛇腹式の扉で、側面から背面へときれいに収納さる構造です。
特に面板の加工には失敗の許されない技術を要し、デンマークに於ける職人技術の完成度の高さを伺い知る事が出来ます。
w-211cm,d-50.3cm,h-80cm
price: SOLD
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