Lyngby vases
Lyngby porcelain

1939の創業より30年のみの運営で幕を閉じたリングビュ窯のベースです。
この筒形のベースは開窯当時から閉窯頃まで長い期間焼成されていたようで、つまようじ入れ程度の小さなものから、大振りなフロアーベースまで、様々なサイズ展開があったようです。
用途としては、ベース（置物）や花入れはもとより、机上の筆筒やキッチンに置いてツールを入れるなど、生活に密着したアイテムであったようです。
当時はかなり人気があったらしく、現在でもコペンハーゲン市内のアンティークショップや蚤の市でも出物を良く見かけますが、この約１０年の間に再評価され、相場の上昇と共に大きなサイズの物から見かけなくなりました。
’40年代頃に焼かれた初期のものはボーンチャイナを思わせるミルキーホワイト色が特徴で、せっ器質で器体は厚めに作られていますが、時代が降るにつれ、せっ器質から磁器質へと器体は薄くなり、素地や釉薬は青っぽい発色になるようです。

・H-20.5cm SOLD　花入れに良いサイズです。
・H-12.5cm SOLD　細めの筆筒サイズです。
・H-12.2cm SOLD 後期タイプ 細めの筆筒サイズです。
・H- 6.3cm SOLD 初期タイプ 一輪挿しやつまようじ入れに良いでしょう。
　ありがとうございました。

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